シングル・ユーザー・モードでログインするには



●GRUBメニュー変更

 VMware PlayerでGRUBメニューを起動するために、「F2」キーを押下します。
 ブート・マネージャにGNU GRUBを用いている場合には,GRUBメニューで「Fedora(2.6.21-1.3194.fc7)」などのラベル名を選択し,Eキーを押します。次の画面では先頭に「kernel」とある行に移動し,再度Eキーを押します。すると,「grub edit>」というGRUBのプロンプトの後に,「kernel /vmlinuz-2.6.21-1.3194.fc7 ro root=/dev/VolGroup 00 /LogVol 00 rhgb quiet」などの文字が表示され,カーソルが行末にあるはずです。
 ここで,末尾に「 single」(スペースが入ります)(または「 1」(スペースが入ります))と入力してEnterキー,次いでBキーを押すと,シングル・ユーザー・モードで起動します。「sh- 3 .2 #」というプロンプトが表示された時点で,シングル・ユーザー・モード上でシェルが起動しています。

●FedoraでGUIを利用して、rootによるログインが出来ない対処方法

 GDMの場合、/etc/pam.d/gdmの下記の行をコメントアウトし、保存後、再起動します。
# vi /etc/pam.d/gdm
auth	required	pam_succeed_if.so user != root quiet
 上記の方法により問題が解決できない場合は、/etc/pam.d/gdmを元の状態に戻し、/etc/pam.d/gdm-passwordの下記の行をコメントアウトし、保存後、再起動します。
# vi /etc/pam.d/gdm-password
auth	required	pam_succeed_if.so user != root quiet