●Zabbix 3.0のインストール
参考URL:5 What's new in Zabbix 3.0.0
Zabbix 3.0の新機能等についてはZabbix 3.0 を yumでインストール(CentOS 7.2)を参照してください。
Zabbix 3.0のインストール要件は2 Requirementsを参照してください。
PHPは5.4.0以上が必要です。2016年8月現在、PHPバージョン7はまだサポートしていないようです。
Zabbixリポジトリを登録します。
Zabbixリポジトリを無効化します(yum updateでアップデートしないようにします)。
●Zabbix用のデータベースの作成
MySQLにZabbix用のDBとユーザを作成します。
●Zabbixサーバの設定と起動
Zabbixサーバを設定します。
「Check access restrictions in Zabbix agent configuration」のように表示された場合は、エージェントの設定ファイルを確認してください。
●ログファイルから数値を取得する
バージョン3.0からログファイル(文字列)から数値を検知することが可能となりました。
アイテムの設定例は下記のとおりです。
名前:notice: High CPU load detected
タイプ:Zabbixエージェント(アクティブ)
キー:log[/var/log/messages,"crmd.*detected: ([0-9]+\.[0-9]+[0-9])",,,,\1]
データ型:数値(浮動小数点)
単位:未入力
乗数を使用:未入力
更新間隔(秒):30
ヒストリ保存期間(日):90
トレンドの保存期間(日):365
保存時の計算:なし
値のマッピングの使用:なし
アプリケーションの作成:Syslog
ホストインベントリフィールドの自動設定:なし
説明:未入力
有効:チェックを入れる
「更新」をクリックすると有効となります。
loggerコマンドで下記のように実行します。
アイテムの設定では小数点以下6桁を取得できるように設定([0-9]+\.[0-9]+[0-9]+[0-9]+[0-9]+[0-9]+[0-9])してみたいるのですが、実際に取得出来るのは小数点以下2桁までのようです。と思いきや違う設定([0-9]+\.[0-9]+[0-9])の場合、小数点以下4桁まで検知しました。一体どういうことやら・・・。
参考URL:5 What's new in Zabbix 3.0.0
Zabbix 3.0の新機能等についてはZabbix 3.0 を yumでインストール(CentOS 7.2)を参照してください。
Zabbix 3.0のインストール要件は2 Requirementsを参照してください。
PHPは5.4.0以上が必要です。2016年8月現在、PHPバージョン7はまだサポートしていないようです。
Zabbixリポジトリを登録します。
# rpm -ivh http://repo.zabbix.com/zabbix/3.0/rhel/7/x86_64/zabbix-release-3.0-1.el7.noarch.rpm# yum -y install zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-web-japanese zabbix-agent zabbix-get
Zabbixリポジトリを無効化します(yum updateでアップデートしないようにします)。
# vi /etc/yum.repos.d/zabbix.repo [zabbix] (・・省略・・) enabled=1 ↓ enabled=0 [zabbix-non-supported] (・・省略・・) enabled=1 ↓ enabled=0再インストール等を実施する場合は、下記のようにします。
# yum --enablerepo=zabbix -y install zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-web-japanese zabbix-agent zabbix-get
●Zabbix用のデータベースの作成
MySQLにZabbix用のDBとユーザを作成します。
$ mysql -uroot -p MariaDB [(none)]> create database zabbix character set utf8 collate utf8_bin; MariaDB [(none)]> grant all on zabbix.* to zabbix@localhost identified by '<パスワード>'; MariaDB [(none)]> quit;Zabbix用のDBスキーマとデータをインポートします。
$ cd /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-*.*.*/ (2016年8月時点では3.0.4でした) $ zcat create.sql.gz | mysql -uroot -p zabbix
●Zabbixサーバの設定と起動
Zabbixサーバを設定します。
# vi /etc/zabbix/zabbix_server.conf # DBPassword= ↓ DBPassword=<パスワード>Apacheを設定します。
# vi /etc/httpd/conf.d/zabbix.conf # php_value date.timezone Europe/Riga ↓ php_value date.timezone Asia/TokyoZabbixサーバの起動と自動起動設定をします。
# systemctl start zabbix-server # systemctl enable zabbix-serverZabbixサーバのログ出力先が2.4とは異なっていました。
/var/log/zabbixsrv/zabbix_server.log ↓ /var/log/zabbix/zabbix_server.logApacheを再起動します。
# systemctl restart httpd動作確認用にZabbixエージェントを起動します。
# systemctl start zabbix-agent # systemctl enable zabbix-agentZabbixエージェントの動作確認をします。
$ zabbix_get -s 127.0.0.1 -k agent.version 3.0.0上記のように、Zabbixのバージョンが表示されれば正常に動作しています。
「Check access restrictions in Zabbix agent configuration」のように表示された場合は、エージェントの設定ファイルを確認してください。
●ログファイルから数値を取得する
バージョン3.0からログファイル(文字列)から数値を検知することが可能となりました。
アイテムの設定例は下記のとおりです。
名前:notice: High CPU load detected
タイプ:Zabbixエージェント(アクティブ)
キー:log[/var/log/messages,"crmd.*detected: ([0-9]+\.[0-9]+[0-9])",,,,\1]
データ型:数値(浮動小数点)
単位:未入力
乗数を使用:未入力
更新間隔(秒):30
ヒストリ保存期間(日):90
トレンドの保存期間(日):365
保存時の計算:なし
値のマッピングの使用:なし
アプリケーションの作成:Syslog
ホストインベントリフィールドの自動設定:なし
説明:未入力
有効:チェックを入れる
「更新」をクリックすると有効となります。
loggerコマンドで下記のように実行します。
$ logger -p user.warn -t [TEST] "notice: High CPU load detected: 1.234567"「監視データ」-「最新データ」で該当のアプリケーションを選択し、「最新の値」が取得できていることを確認します。
アイテムの設定では小数点以下6桁を取得できるように設定([0-9]+\.[0-9]+[0-9]+[0-9]+[0-9]+[0-9]+[0-9])してみたいるのですが、実際に取得出来るのは小数点以下2桁までのようです。と思いきや違う設定([0-9]+\.[0-9]+[0-9])の場合、小数点以下4桁まで検知しました。一体どういうことやら・・・。